ふしみだいっこのつぶやき2024年度

8月

0歳児 つくし

大人の簡単な言葉がわかるKちゃん。最近は自分からもジェスチャーで返してくれるようになりました。「と。」と言いながらゆっくり頭をペコリと下げる姿は「ありがとう」を表現していて、とても可愛いらしいです。Sちゃんの「貸して、開けて」の意の「て。」、Rちゃんの「どうぞ」の意の「じょ。」など、夏になって言葉の語尾を上手に真似て保育者に伝えてくれる子が増えてきたように感じます。

 

朝の会の定番曲「今日も元気」の最後のイエーイ!をクラスのみんながしてくれるようになってきました。先日には歌の時間は興味があまりなくて、1人でフイッと離れてしまっていたS君が、歌の終わりに最前列まで出てきて腕を振り上げてイエーイ!をしてくれて保育者みんなで感動。一緒に歌える歌や手遊びがどんどん増えていくのが楽しみです。

 

1歳児 たんぽぽ

おやつを食べ終わった後のこと。毎日おやつや食事前後にウェットティッシュで手や口を拭くのですが、その際、R君がウェットティッシュをお髭に見立てて「おじーさんだー!」と言って保育者や友だちに見せてくれました。その発想が面白くてつい笑ってしまった保育者でした。その後他の子も真似して「おじさん」と口元にウェットティッシュを当ててやっていました。楽しいおやつ時間になりました。

 

子どもたちは、保育者が水あそびの準備を始めると窓から興味津々に覗きながら「はやくみずあそびしたいな」と心待ちにしています。準備が終わり、芝生に出ると、ジョーロを見つけ水を入れ、自分や友だちにかけ、「きもちー!」と言っていたり、水が少なくなってくると「おかわり」、「みず、ちょーだい」、と上手に伝えてくれます。入れてもらうと「ありがと」とお礼も言える素敵な姿も沢山見られましたよ!暑い日々が続いていましたが、水あそびをし、水の気持ちよさを感じたり楽しく保育者や友だちと遊んで快適に過ごすことが出来ていました。

 

2歳児 すみれ

8月はすみれ組に実習生のお姉さんが2週間入ってくれました。「あめ」という手遊びを教えてくれて、みんなで一緒にやってみた時のことです。「♪ぴちぴちぴちぴち あめ こんこん… ざあざあ…ぽつぽつ…」と雨の音が小さくなって最後には雨が止む、というお歌なのですが、止む前には「カンコンカンコン」と舌を優しく鳴らして小さい雨を表現する内容でした。舌を鳴らすという事を初めて見た子どもたちはびっくり!(どこから音が聞こえるの??)と不思議そうに口元を見ていましたよ。一生懸命真似ようとする姿がとっても可愛く、口を開けて舌を上下にしたり、「ん?できなーい」「どーやって?」と言ったり、「カンコンカンコン」と言葉で言ってみたり…。しかし、覚えの早い子どもたちは、すぐにやり方を習得して、すみれ組のお部屋には優しい雨の音が広がっていました。これから雨が降ると、この歌を口ずさむと思います。雨が楽しみなりそうです!

 

ある日、水あそびの隣に夏ならではの『氷あそび』コーナーが準備されていました。長方形の大きな氷を見つけると「氷だ」と喜ぶ子もいれば、お家で見る氷よりも大きかった為か、何か分からず不思議なお顔をする子もいました。順番に触っていくと「冷たーい」とにっこり顔になる子どもたち。Mちゃんは何度も触り冷たくなった自分の手を頬に当て「わっ!」とあまりの冷たさにびっくり顔になっていました。その様子を見ていた周りの友だちも次々と自分の手を頬に当て「冷たーい」「気持ちいい〜‼︎」と大喜び。たくさん触られた氷は少しずつ変化していき、中が透き通っていきました。変化に気が付いたIくん。「見て!チクチクあるよ」と氷の中の様子に目を向け、周りの友だちに教えてくれました。「砂糖入っているんじゃない?」「砂みたい!」とチクチクをいろいろなものに例え出すIくんやHちゃん。氷の冷たさ、気持ちよさだけではなく、不思議な発見もできました。遊び終えた後、満面の笑みで「また氷しようね!」と言ってくれたMちゃん。「またしたい!」の気持ちがとても伝わってきて嬉しい気持ちになった保育者でした。

 

3歳児 もも

8月の月刊絵本をみんなで見ていた時のこと。動物たちに、夏らしく浴衣を着せていくページがありました。「この動物さんにはこの柄が似合うかな?」などと、子どもたちとのやりとりを楽しみながら、保育者が手本になってペタペタとシールの浴衣を着せていきます。

半分ほど貼り終えたところで、「あとでみんなも動物さんたちに浴衣を着せてあげてね」と言い、保育者が次のページに進もうとすると、まだ浴衣を着ていない動物たちを見たMちゃんから、「なんか寒そう…」と心配そうな声が聞こえてきました。はっとして保育者がそのページを見ると、確かに浴衣を着ていない動物たちが寒そうで可哀想に見えました。「本当だね、ごめんごめん」と全ての動物にシールの浴衣を着せ、「これでどうかな?」と尋ねると、「かわいい!」とMちゃんから満足そうな声が返ってきました。

中途半端に次のページに進もうとしたことを反省したのと同時に、絵本の動物たちに心を寄せるMちゃんの優しさと純粋さに感動し、心が温まる保育者なのでした。大切なことに気づかせてくれて、ありがとうMちゃん。

 

お盆明け、しばらくお休みしていた子どもたちが登園してくると、「おじいちゃん・おばあちゃんのおうちに行ったよ!」「ペンギンプール(県民プールのことかな?)に行ったよ!」と、楽しい夏の思い出話で持ち切りでした。

そんな中、Sちゃんは、「みんなで◯県にいるお父さんのところに行ったよ!」と、お仕事で離れて暮らすお父さんに会いに行ったことを話してくれました。となりで聞いていたKくんが、「◯県って?」と保育者に尋ねます。「Sちゃんのお父さんがいるところだって。Kくんがいるのは何県?」と尋ねると、少し考えた後、自信満々に「保育園!」と答えました。予想外の答えに驚きつつも、『県』と『園』って確かに似ているな〜と、思わずクスッと笑う保育者なのでした。

 

4歳児 ばら

夏季休暇明けの日に、お部屋でおままごとをしていたYちゃんとMちゃん。シンデレラの服を着ていたMちゃんを見て「Yはこれを着る!」と言い持って来たのは白雪姫の服です。MちゃんはYちゃんの服の後ろにあるマジックテープを止めようとしますが、なかなか止まりません。なんで止まらないんだろうと考えていたMちゃんに「お休みの間にバイキングでいっぱい食べたから大きくなってんよ〜!」と教えてあげていたYちゃん。「枝豆も焼きそばも、アイスクリームも食べたし!」と沢山食べた事を話していましたよ。今月の身体測定ではみんな身長も体重もぐんと増えていました。自分の成長を遊びの中で感じている面白い場面でしたよ。

 

今月は、金魚とめだかの水やりを任されたばら組さん。毎日交代で、お当番さんがはりきって水やりをしています。3連休明け、「今日はお水少ないね〜!」と保育者が言うと、「めだかさん飲んだんじゃない?」「暑いし、のど乾いとったんじゃない?」「暑いしいっぱい飲んだんや!」と可愛いやりとりが始まり、「お水いっぱいあげんなん!」とお世話を楽しんでいました。生まれためだかの赤ちゃんも時々顔を出してくれ、すばしっこく泳ぐ姿に「あ!おった!」「かわいい!」と大興奮で見入っていてなかなか離れられない子どもたち。これから、赤ちゃんめだかの成長を見守っていこうね!

 

5歳児 さくら

久しぶりに習字教室があった時です。今回は『わ』を松原先生に教えてもらいました。習字教室が始まった頃から本当に上手になってきたさくら組さん。少し難しい『わ』ですが、子どもたちなりに一生懸命書きハナマルをもらえて嬉しそうでした。kちゃんも「上手やね」と褒めてもらうと「上手やろ」とニヤっと嬉しそうでしたよ

 

暑い夏の日が続く毎日でしたが、園でも水あそびやボディペインティングなど様々な遊びを楽しみました。中でも水あそびはダイナミックで水鉄砲を使って水をかけ合い、楽しんでいたのですが、スイミングをならっているYちゃんやYくんは物足りないようで「先生いくよー!」とバケツいっぱいに汲んだ水を自分の頭にかぶりました。その様子を見ていた周りの子どもたちも「俺もできるよ!」「あー気持ちいい!」と頭にバケツで水をかぶりだしました。それからは水鉄砲だけでなくバケツも使って水をかけ合い、思い切り水あそびを楽しんださくら組です。お休み明けにさくら組のみんなに会うとこんがりと日焼けをしており、「プール行ったよー」「県民プールでMちゃんと会った!」「海行ってきたよー」と夏の思い出をたくさん教えてくれましたよ。夏を満喫できたようで保育者も嬉しくなりました。


7月

0歳児 つくし

 いよいよ言葉が出て来たSくん。園での初めての言葉は、玩具を投げたお友だちに保育者が言った「✖️(バツ)〜!」の真似でした。指で✖️を作る保育者の横に寄ってきて「ばちゅ。」と笑うS君の声はとっても可愛いらしかったです。最近は、周りのお友だちと一緒に「いただきます」の言葉に合わせて手を合わせたり、友だちのお迎えの時にはバイバイと手も振ったり、S君だけでなくどの子も1歳児らしくなって来ました!

 

お名前を呼ばれて「はーい!」と手を挙げる子が見られるようになってきました。全員が自分の名前を呼ばれると保育者の目を見て反応しますが、Sちゃん、Mちゃん、Kちゃんは最近そこで片手も挙げてくれるように。その可愛らしさについ何回も呼んでしまいます。

 

1歳児 たんぽぽ

 おむつ替えの時間の時のこと。E君に保育者が「ギューして(ズボンをあげて)」と促すと、横で順番を待っていたA君が「ギューして(ハグして)」と聞こえたようで、保育者に優しく抱きしめていました。そのギュー違いが可愛く、微笑ましくなった保育者たちでした。

 

毎日おもちゃを準備した後、「もーいーかい?」、「まーだだよー」、「もーいーよー」と声掛けをしているからか、子どもたちも段々一緒に言ってくれるようになってきました。ある日Sちゃんが保育者に向かって「もーいーかい?」と言うと保育者と一緒にRくんも「もーいーよー」と返してくれました。Sちゃんはそれが嬉しかったようで保育者に「もーいーかい?」と聞き、返してくれると次はRくんの元へ行き、また「もーいーかい?」と何度も掛け合いを楽しんでいました。ハッキリと話せる言葉が増えてきて賑やかになってきたたんぽぽ組さんです!

 

2歳児 すみれ

 ある日のままごとコーナーでのHちゃんとYちゃん。2人の間には少し隙間のある木の衝立が置かれていました。隙間越しにやり取りを始める2人。Yちゃんが「どれがいいですか?これですか?」とアイスクリーム屋さんになりHちゃんがお客さんです。青色のアイスクリームを選び「ブルーハワイください」とHちゃんが伝えるとYちゃんは少し考えた後に「どんな味?」と聞き返しました。するとHちゃんはしばらく考えた後「ブルーベリー味だよ!」笑顔で答えると、Yちゃんも笑顔で「ブルーベリー味!」と納得したお顔に。その後も2人のアイスクリーム屋さんごっこは続いていました。気になったことを友だちに聞く姿、そして聞かれたことに真剣な表情で考え答える2人の姿に気持ちが和むとともに、友だち同士での関わり合う姿、言葉のやり取りに成長を感じ、嬉しい気持ちになった保育者でした。

 

晴れた日、窓越しに空を見上げTくんとKちゃんがお話をしていました。大きな入道雲を見つけると「くも!」「恐竜みたい!」と雲の形に会話が弾んでいました。いろんな見立てをした最後にTくんが「雨、降らんといて~!やね!」とにっこりKちゃんに微笑むと、Kちゃんも笑顔で頷いていました。梅雨明け後、夏本番が始まりますね。今年の夏、子どもたちはどんな発見をするのかな?とわくわく楽しみな保育者です。

 

自分の思いを少しずつ言葉で伝えられるようになったすみれ組さん。ある日、お友だちが持っているおもちゃを貸してほしくなったTくん。自分の知っている言葉をできる限り使って交渉をしていました。「かーしーてー、いーいーよー、ありがとー」などを一生懸命に伝えていました。でも、相手のお友だちもまだ使いたくて返事に困っていると、「泣かないの!」という声が聞こえてきました。相手のお友だちが泣いたのかな?と思ったら、泣いていたのはTくんの方でした。泣かないの!は自分の事を励ましていたのですね。Tくんの涙ながらの思いに保育者が心を打たれると同時に、一生懸命な姿がかわいいな〜と思いました。そんな風にお話ができるようになってすごいね!これからも言葉の成長が楽しみになった出来事でした。

 

3歳児 もも

 7月は、ばら組さん・さくら組さんと一緒に『ピーターパン』の劇を見に行きました。お友だちと一緒にバスに乗るのも、初めての体験。それだけでも楽しくて、窓から見える景色を指差しては、顔を見合わせて喜ぶもも組さんでした。

ピーターパンの劇は、出だしから悪役フック船長が登場。保育者にぴったりと体をくっつけて、初めは恐る恐る見ていた子もいましたが、劇が進むにつれて、自然と音楽に合わせて手を叩いたり、ピーターパンがピンチのシーンの時には、「ピーターパン、がんばれー!」と熱い声援を送ったりと、時間が経つのを忘れるくらいの楽しいひとときを過ごすことができました。

その後は、「おもしろかった!」「ティンカーベル、可愛かった!」と、大満足の表情で帰りのバスに乗り込むもも組さんでした。またみんなでお出かけできるといいね!

 

子どもたちが楽しみにしていた水遊びがスタートしました。お部屋で水着に着替えると、そこはたちまちファッションショーの会場に早変わり。「Mちゃんはプリンセスのだよ!」「ぼくはカーズの!」「先生、こっちも見て!」と、アピール合戦がとまりません。

そして楽しい楽しい水遊びの幕開け。初めは難しかった水鉄砲も、あっという間にコツをつかみ、ピューッと水が飛ぶたびに、子どもたちのまぶしい笑顔が光ります。そのうちにKくんから、少し遠慮がちに「先生にもかけていいの…?」と声がかかりました。「(もちろん)いいよ!」と答えると、途端にいたずらっぽい笑顔になり、友だちと結託して、水鉄砲で攻撃しながら保育者を追いかけるのでした。「きゃー!」と逃げながらも、(まだまだ子どもたちと一緒に、夏をめいっぱい楽しむゾ!)と決意を固める保育者なのでした。

 

4歳児 ばら

 

大型バスに乗って、楽しみにしていた観劇「ピーターパン」を見てきました!

暗くなる館内や、フック船長の登場で怖がる子がいると、お隣のお友だちが「守ってあげる!」「怖くないよ!」と寄り添っていたり、手を握り合っていたり…そんな姿が所々で見られ、友だち同士で助け合うばら組さんに癒されました。特に闘いのシーンになると「キャー!」と抱き合って一緒に見ている可愛い姿も見られましたよ〜。ピーターパンが空を飛ぶシーンでは、「本当に飛んどるー!」「すっごい!」と驚いて歓声をあげている子がいる中、「ひも見えとるし!」「そうや〜!ひもで繋がっとるからや!」「ほら!ひも見える!」とネタばらしする子も。ひもに気付いたことに、ちょっと得意気でなんだか笑ってしまいました。

 

新園舎で初めての夕涼み会がありました!「あと◯回寝たらお祭り!」と楽しみにしていた子ども達。終わりの会で保育者が「今日は歌を歌う?それとも盆踊りを踊る?」と聞くといろんな所から「踊りたい!」と言う声が上がっていました。「今日はもったいないばあさん、踊りたい!」と言う声もあったりと楽しんで踊りを覚えていた子ども達でしたよ。子ども達のを吸収する力は凄く保育者よりも先に覚え、周りの子に教えてあげている姿も見られました。夕涼み会当日は子ども達の間で「今日はどんな浴衣着てくるの?」「パパとママもくる!」等と楽しみにする声が聞かれました。夕涼み会が始まると、覚えた踊りを舞台の上で楽しそうに踊る子ども達はとても輝いていました!たくさんの方のご参加ありがとうございました。

 

5歳児 さくら

7月に入り体育教室でも少しずつ組体操の練習が始まったさくら組さん、4つのポーズを教えてもらい技にも挑戦する姿はキラキラと輝いています。

ある日の体育教室で初めての技を教えてもらった時のことです。S君がもう嫌という雰囲気になった時にそっとそばに来たH君、どうするんだろうと保育者が見ていると「S君、難しいと思うけど頑張ろう」と励ましていました。その言葉に保育者の声掛けでは嫌がっていたS君が「うん」とまた練習に参加してくれたんです。保育者には見えない子どもたちの絆が見えたり、H君の優しい姿に胸が熱くなった保育者なのでした。

 

今年も夕涼み会が行われ、毎日のように当日を楽しみにしていたさくら組さん。新園舎での夕涼み会は初めてで子どもたちもワクワクしていたようでした。ちょうちんややぐら飾りが飾られ、「おれのここにあるー!」「このちょうちん綺麗!」と毎日喜んで飾りを見ていましたよ。そして、おもちゃコーナーのレパートリーから「絶対に剣買う!」と決めていたRくん。「そうなんだね!買えたら見せてね!」と保育者が話すとその日から「絶対剣買うから見てや!」と嬉しそうに約束してくれました。夕涼み会当日無事に剣をゲットしたRくん。「せんせー剣買えた!買うって言っとったやろ?」と嬉しそうに見せてくれました。お目当てのものたくさん買えたさくら組さん。「せんせーは何買ったの?」と聞かれたので、「せんせー買えなかったんだ。」と話すと「今度買ったの見せてあげるよ!」と喜びのお裾分けをもらいました。楽しい1日になってよかったです。

 

さくら組だけでおばけ屋敷に挑戦!みんなでおばけなんてないさの歌を歌ったりしながら、当日までドキドキしているようでした。おばけ屋敷に入る前に園長先生からお守りとパワーをもらったさくら組さん。「お守りがあるから大丈夫!!」ととても力になったようで全員が挑戦することができました。おばけ屋敷の中でも「こわい〜やだ〜」と泣きそうになりながらも手に貼ってもらったお守りをしっかりと手で押さえているさくら組さんがたくさんいて、園長先生のお守りパワーでがんばれたのだなと感じました。「怖かったけど最後まで頑張れた!」と誇らしそうなさくら組さんでした。


6月

0歳児 つくし

Rちゃんは長く抑揚のついた喃語を喋るのですが、ある日、玩具を触りながら発している声がカエルの歌♪のメロディにソックリで保育者みんなで驚きました。試しに大人が皆で歌ってみると、Rちゃんもまた抑揚のついた喃語でニコニコして手拍子。間違いなく歌えていました。みんなに褒められて嬉しそうなRちゃんのその姿に刺激されたのかSちゃん、Kちゃん、Mちゃんも最近はカエルの歌の時は保育者に見て見て!というような表情をしながら手拍子をするようになってきましたよ。梅雨に入り歌の時間も増えて、可愛いカエルがまた増えそうです。

 

入園して3ヶ月経ったY君。4月の頃に比べて表情が豊かになり、少しずつ喃語が出て来ました。

驚いたのは、食事の時に「おかわりする?」と聞くと、高い声でペラペラペラペラ〜!と返事がきました。まだ音に意味は込められてないのですが、イントネーションだけは大人と話をしているように早口なのにビックリしました。これからも私たちに、毎日たくさん話かけたくなるような関わりをしていきたいと思います。

 

1歳児 たんぽぽ

保育者が家から蝶々を連れてきてくれた日のこと。興味津々にカゴを覗き込む姿が沢山見られました。言葉が出なくても一生懸命蝶々の仕草を真似する姿や外へ逃す際「バイバーイ」と手を振って見送る可愛い姿が見られました。また夕方思い出して「ちょうちょ、バタバタした」と保育者に伝えるSちゃんでした。また、蝶々に会えるといいね!

 

天気が良く、芝生に出た日のこと。初めは足の感触に驚き、泣いて座り込んでしまう子もいました。何回か出るうちに慣れてきて、保育者と手を繋いで歩いたり、「きゃー」と叫びながら走ったりと、とても楽しそうな表情が沢山見られるようになってきました。また、お部屋に戻ってくる際、保育者に「ただいま〜」ではなく「おかえり〜!」と声を掛けるSちゃん。いつも保育者が帰ってくると「おかえり」と声を掛けているからかな?よく聞いていてびっくり!また沢山遊ぼうね!

 

2歳児 すみれ

 園の玄関前にできた「ふくろう」が気になるすみれ組さん。「あ!ふくろうさんいたよ!」「また出てきたねー!」とよく観察して喜んでいます。毎日泣きながら登園していたTくんは、ふくろうさんができた頃から、朝の楽しみの1つになったようで、登園する時に泣かなくなりました、とお家の方から教えてもらいました。そんなTくんは、1日のうち何度もふくろうさんの事を思い出し、すみれ組のお部屋のベランダから外を見ては、ふくろうさんの真似をするようになりました。「ホーホー」と言って羽を動かす真似も上手にしていて、とっても可愛くて、ついリクエストしてしまうほど見ていて癒されます。ふくろうさん、これからも、ふしみだいほいくえんneoの子どもたちを見守ってくださいね!

 

「う~さぎさんが丸まった!どうしたの?大丈夫?みんなで聞いてみよう。せーの、大丈夫?」という手遊びが好きなすみれ組さん。手遊びの途中で自分も丸まってみようと思った子どもたちが丸まり、いつの間にかほとんどの子が丸まり、そして毎回「す~みれさんが丸まった!」と手遊び歌が変わっていきます。この手遊びは「せーの、大丈夫?」の後からが特に盛り上がります。嬉しそうな顔で丸まるすみれ組さんの姿が可愛く、大丈夫?の問いかけ後のすみれ組さんもとても可愛いのです。ある日KちゃんとTくんは2人でこの手遊びをしていました。ずっとにこにこ顔でやり取りしている姿に思わず笑みがこぼれる保育者でした。お家で機会がありましたら、『うさぎさんが丸まった手遊び』聞いてみてくださいね。

 

3歳児 もも

お当番さんの曜日を、いつも楽しみにしているもも組さん。食事の前後のご挨拶や、雑巾がけも慣れたものです。そんなお当番さんには、毎日朝の会で自分の名前をみんなの前で言ってもらっているのですが、部屋の隅まで聞こえるような大きな声で言う子・ちょっぴりはずかしくて保育者と一緒に言う子など、いろんなお友だちがいます。

ある日、お当番さんのEちゃんに名前を聞いてみると、Eちゃんは意を決したように息を深く吸い込み、「カメと抹茶が好きなEです!」と元気に答えてくれました。名前だけでなく、自分の好きなものをプラスして自己紹介するEちゃんのアイディアに、保育者はびっくり!そんなEちゃんの姿はクラスのお友だちにも刺激になったようで、自分がお当番さんの日には、「バイキンマンが好きなMです」「だだんだんが好きなKです」と好きなものを教えてくれる子もちらほらと増え始めました。自分の言葉でアピールできるって、素敵なことですね。これからもみんなの好きなもの、たくさん教えてね。

 

6月は、みんなが楽しみにしていた保育参観がありました。保育者が「もうすぐ…」や「今度の◯曜日は…」と話し始めた途端に、「保育参観!」「おうちの人が来る!」という言葉が返ってくるくらいに、子どもたちは心待ちにしていました。当日は、朝の会で子どもたちが1曲歌うごとにおうちの方から温かい拍手が送られ、和やかな雰囲気に包まれました。親子で七夕に思いを馳せながら短冊に願い事を書いたり、リトミックでは、お互いに肩たたきをして微笑み合う姿を見て、私たちもとても楽しく、癒しの時間を過ごすことができました。帰り際、玄関で見送る保育者に、Sちゃんが「保育参観、楽しかった!」と言ってくれて、さらに充実感が膨らむ保育者なのでした。こちらこそ…楽しく素敵な時間をありがとうございました。

 

4歳児 ばら

お家の方が来てくれる日を心待ちにしていたばら組さん。保育参観の前日、「あ〜!あした保育参観やし、緊張して夜寝れんかもしれん〜!」と話していたSちゃん。ドキドキしている様子が伝わってきて、一緒にドキドキしてしまいました。「かっこいいところ見せる!」「ふざけたらダメ!」「ちゃんとがんばっとるところ見てもらう!」 と意気込んでおり、数日前からとても楽しみにしていた子どもたちでした!お家の方と一緒に制作したり、体育教室で身体を動かしたり…子どもたちにとって、嬉しい特別な1日になりました。お忙しい中参加していただき、ありがとうございました!

 

年少で植えた玉ねぎの収穫をしました!何度も観察に行き「まだかな?」「早く食べたい!」と待ちわびていたばら組さん。今年はとても豊作でいっぱい収穫することができましたよ。根が強くなかなか抜けない玉ねぎもありましたが「うんとこしょ、どっこいしょ!」と言い大きなかぶのようにみんなで力を合わせて頑張っていました!

玉ねぎ収穫をしてからは毎日のように給食に玉ねぎが入っています。いつもは食事量が少なめだったAくんも「今日は大盛りにする!」とたくさん食べています。また、「これはばらさんが取った玉ねぎだよね?」「今日も玉ねぎ入ってるよ!」と喜んで食べている子ども達。自分たちで育てて収穫し、食べるという経験を通して今までよりも食に感謝し、食べることを楽しんでいるばら組さんです。

 

5歳児 さくら

父の日制作をしていた時のことです。園長先生と一緒に竹をのこぎりで切ってペン立てを作りました。竹の大きさも子どもたちが選んだので、太い竹から細い竹までそれぞれでした。その中で太い竹を選んだTちゃん。園長先生が「大きな竹だね!」と話すと「お父さんの手が大きいから(太い竹)選んだ!」とのこと。なるほどと思うのと同時に、大好きなお父さんのことを思って作っていることがすごく伝わりました。

 

ばら組さんとプラネタリウムに行った時の事です。

夜空に流れ星が!みんなが気づくとプラネタリウムの係りの方が「流れ星を流すよ。お願い事を3回言えたら叶うと言われているんだよ」と言いもう一度流れ星を流してくれました。しかしあまりの速さに「ムリムリー」と笑っちゃうRくんなのでした。

お天気も心配でしたが芝生でお弁当を食べ、遊ぶこともできてみんなニコニコで帰ってくることができましたよ。


5月

0歳児 つくし

1歳の誕生日を迎えて、少しずつ指差しが増え言葉がわかるようになってきたSちゃん。保育者がバイバイと手を振ると手を振り返してくれるようになりました。お部屋の絵本でも色々な動物がバイバイと手を振る内容の本が大好きで毎日同じ絵本を読んでもらっています。バイバイを言える日も近そうですね!

 

少しずつ園に慣れてきたMちゃん。お友達や保育者が集まると大きな声で「アイッ!」と声を出すように。保育者みんなでそれに応えてと返していると嬉しくなって何回も「アイッ!」「アイッ!」とますます声を出してくれます。その声かけをする姿が運動部の練習の掛け声のようでとても賑やかです。歌や音楽も大好きなようでいつか歌ってくれる日が楽しみです。

 

1歳児 たんぽぽ

 Mちゃんがくしゃみをした日のこと。それを見たSちゃんが真似をして「ハックション」と言うと、Yくんも一緒に「ハックション」と何度も顔を見合わせてする姿が可愛くて、つい「ハックションは?」とおねだりをしてしまう保育者でした。

 

Rくんは友だちが登園すると、「Yくん、おはよ〜!」と自分から挨拶をしています。扉の近くで足が止まってしまったYくんでしたが、Rくんに「おいで、おいで〜!」と声を掛けられ、手を引いてもらうと、中に入ってくることができました。お友だちの力は偉大だなと感じました。

 

2歳児 すみれ

 ベランダや屋上に行くと虫探しを始める子どもたちがいます。ある日、ベランダへ行くと壁に小さな黒い虫を見つけたT君。近くにいたS君と保育者に指差し虫の存在を知らせました。座って見ていた2人、もっと近くで見たいという気持ちからうつ伏せに寝転がり、虫と視線を合わすようにじっと観察を始めました。しばらくしてS君が虫に向かって「フー!フー!」と息を吹きかけるとT君も真似っこし2人で「フー!フー!」息を吹きかけました。数回目で壁にくっついていた虫がぽとっと地面に落っこちると、驚いた表情で顔を見合う二人。落ちた虫が歩き出すと声をそろえ「お~!!」とさらにびっくり!そして嬉しそうに一緒に見ていた保育者に再び指差し知らせていましたよ。これから園庭や公園でもいろんな虫と出会えるかな?子どもたちと一緒に様々な発見を楽しんでいきたいと思います。

 

給食の時間の事。すみれ組になると、味覚が発達して少しずつ食の好みが出てくるのか、今まで食べていた物もあまり食べ進まなくなったり、見た目で食べず嫌いな子がいます。「小さいの食べてみようか!」と言うと、(ん?!おいしいかも?)と食べれることもあります。Mちゃんは、保育者が何も言わなくても自分のペースで苦手な物も少しずつ食べているのですが、食後に保育者の側に来て、小声で「コーン、目つぶって食べたんだー」と教えてくれました。「そうなの?すごいねー!」と褒めていましたが、目をつぶったら苦手な物も食べられるんだな〜と面白い発見でした。「先生も苦手な物あるしやってみる!」と言うと、「うん!食べれる!」と応援してくれましたよ。子どもたちの中では色々チャレンジしているのですね!

 

3歳児 もも

 窪伏見台公園にお散歩に行きました。気温が高めの日だったので、木陰がいっぱいの涼しいところで、1時間ほどたっぷり遊びました。「すっごい大きいアリがいる!」とEちゃんが叫ぶと、すぐに友だちが集まり、みんなで頭を寄せあって観察が始まります。今度はAちゃんが、少し離れた木の根元部分に小さなアリが群がっているのを見つけ、そこでも観察が始まりました。同じ公園の中でも、大きさの違うアリがいることを発見した子どもたちです。

また別の場所では、ポリ袋にどんぐりや松ぼっくりを集める子もいました。そんな中、Hくんは空のポリ袋を片手に楽しそうに走っています。「何をしてるの?」と声をかけると、「風を集めてる!」と目をキラキラさせながら教えてくれました。確かに、Hくんが走るとポリ袋に空気が入り、こいのぼりのように膨らんでいました。『風を集めてる』って素敵な表現ですね。

自然の中で遊んでいるときの子どもたちの表情が一番いきいきしているなぁと感じました。たくさんの発見と驚きをくれた公園に、最後はみんなで「ありがとうございました」とお礼を言って、充実感でいっぱいの表情で園に帰りました。

 

お部屋でちょっとした隙間時間に『マジカルバナナ』を楽しんでいます。きっかけは、家でこのゲームを、小学生のお姉ちゃんと楽しんでいるというNくんが口ずさんでいた事でした。『マジカルバナナ』とは、平成前期に某テレビ番組で流行したあの連想ゲームです。当時、毎週のようにこの番組を見ていた保育者は、懐かしくなり、みんなを誘ってやってみました。

Nくんは家でやっているだけあって、「♪バナナといったらきいろ」「♪きいろといったらレモン」「♪レモンといったらすっぱい」と、どんどんつなげていくのが上手です。はじめは「??」というような表情を浮かべていたお友だちも何度か繰り返すうちに、「♪長いといったらごぼう」「♪白いといったら飛行機」「♪くさいといったらカメムシ」…という風にルールを理解して、自分なりに連想したものを言うのが上手になってきました。考える力もついて、親子のコミュニケーションにもなる『マジカルバナナ』、ぜひ、おうちでも楽しんでみてはいかがですか?おすすめです!

 

4歳児 ばら

 ばら組になり体育教室が始まりました!体育教室では始まる前に「ファイト!」と言う掛け声と共に遊戯室へ入ります。体育教室がとても大好きなHくんは「ファイト」と言う掛け声がお気に入りなのか、給食の準備時間等に1人でも「ファイト!ファイト!」と言いながら楽しく準備を進めていますよ! 

また、ある日の夕方遊戯室で遊んでいると、どこからか「休め!気をつけ!」という声が聞こえてきました。何をしているのだろう?と思い見ていると、さくら組のお姉さんお兄さんと一緒に体育教室での挨拶の練習をしていました。お姉さんお兄さんから、カッコ良い挨拶の仕方を教えてもらうと次はもも組さんに「休め!の時は足を開いて〜、気をつけ!の時は手は横だよ!」と優しく教えてあげるばら組さんでした!

なかよし遠足の前日、Hちゃんが「こんぶのおにぎり入れてもらう〜!」と嬉しそうに話してくれました。すると、まわりで聞いていたお友だちも、僕はシャケ!私はわかめ!とおにぎりの具に盛り上がっていました。「もうママに注文してある!」とニコニコ顔のYちゃんに、「ひ・み・つ〜!」とニヤニヤしているSちゃんの姿も見えましたよ。当日、いいお天気にも恵まれ、春の自然に触れたり、もも組さんやさくら組さんと交流を深めながらの楽しい遠足となりました。なかよし公園に着くなり、「先生〜!お腹すいた!」「先生〜!ごはんまだ!?」と次々に言いに来る子どもたちの姿に、思わず笑ってしまいました。まさに、花より団子ですね!!

ちょうど1年前、なかよし遠足の帰り道。転んでしまったり、途中でウトウト眠りそうになる子、「つかれた…」と泣き出す子がいたのですが…。今回はみんな足取りも軽く、お喋りしながら元気に歩く姿がたくましく、成長を感じました!!さすが、ばら組さんです!

 

5歳児 さくら

遊戯室て遊んだ日のことです。その日は大型積み木や鉄棒などを使って遊んでいたのですが、鉄棒を終えたSちゃんが「先生!こいのぼりできた!」と嬉しそうに教えてくれました。(こいのぼり?技の名前であったかな?)と思い「こいのぼりできたの?」と聞き返してみると「違う!間違えた、コウモリ!」と少し恥ずかしいそうなSちゃん。5月になってこいのぼりというワードをたくさん聞いて言い間違えてしまったのですかね。可愛い間違えにSちゃんと2人で笑顔になりました。

 

『マーブリング』という技法に挑戦した時のことです。H君は自分の番が来るまで時々お友だちの様子を見に来ては「良いね」「すごい」と作品を褒めていました。いざ、H君の番になるとニコニコっと嬉しいそうにチャレンジしていましたよ。出来上がりは本人の納得のいく物になったようで、うんうんと頷く姿に笑ってしまった保育者なのでした。


4月

0歳児 つくし

入園して3週間経ち、少しずつ保育者と仲良しになってきたSくん。最近はご機嫌が良いと「うーうー。」と声を出しながら私たちを呼んだり、話しかけるとニコッと笑ってくれるようになりました。

同じようにしても知らない保育者にはしないので、ちゃんと人を見分けてくれていることがわかります。嬉しいものですね!

 

少しずつつくし組での生活に慣れてきたRちゃん。活発で興味のある物を見つける一目散な元気な子ですが、お腹が空いた時や眠たい時には別人になり、眉根を下げて鼻を鳴らしながら「まんま、まんま…」と保育者の服に顔をこすりつけています。お家ではこんな感じでお母さんに甘えているのかな?微笑ましく思っています。

 

1歳児 たんぽぽ

今年たんぽぽ組には新しいお友だちが15人入園してきました。最初の頃はお母さんと離れると「まま、いー」(ままがいい)と泣く子が多かったたんぽぽ組さんですが、少しずつ園や保育者にも慣れてきて、保育者から離れて遊び始められるようになってきました。まだまだ泣いている姿が見られますが、少しずつ慣れていき、たくさんの可愛い笑顔が見られると嬉しいなと思う保育者たちでした。

 

アンパンマンが大好きなたんぽぽ組さん。どんなに泣いていても、保育者がアンパンマンの紙芝居を持ってくると、「アンパン」と嬉しそうに言いながら指を差し、泣き止んで座って最後まで見ています。ままごとでも、アンパンマンの絵が書かれているコップなどを見つけると大事に持っています。これからも色々な紙芝居やあそびを一緒に楽しんで沢山の思い出を作っていきたいと思う保育者たちでした。

 

2歳児 すみれ

新年度から1ヶ月が経ち、新しい生活にも少しずつ慣れてきたすみれ組の子どもたち。元気な子どもたちに負けまいと、保育者もたくさん声掛けをしていますが、声が枯れてしまう事もしばしば…。いつもとは違う声を聞いてI くんが不思議そうな顔をしているので、「先生の声、変でしょ?」と聞くと、Iくんは「うん」と頷いていました。そして、「なおしてあげる。ビーーム!!」とビーム光線を放ってくれたのです。Iくんの優しさビームのおかげで、声も治った?!気持ちになった保育者でした。

 

先日初めて粘土遊びをしました。1ケースずつ、自分の粘土がありワクワクしている子どもたち!蓋を開け大きな粘土の塊を見つけ、嬉しそうなお顔で取り出す子、じーっと見つめしばらく様子を伺う子、初めての感触にびっくりした子など様々な反応をするすみれ組さん。Gくんが大きな塊をギューっと曲げ「トンネルみたい!」とにっこり笑うと、前に座っていたHくんは粘土そのままの形を見て「僕は線路!」と言い、見立て遊びが始まりました。周りの友だちも真似してトンネルを作ったり、Gくんはちぎって細長く伸ばし「バナナみたい!」と次々と見立て楽しんでいましたよ。

 

3歳児 もも

新しい年度がスタートしました。ピカピカの名札・制服・通園バッグ…その全てが新鮮で、一つ大きくなれたことを喜んでいる子どもたちです。

中でも制服のボタンの開け閉めは、この時期のもも組さんを手こずらせる最大の強敵。小さな手で一生懸命ボタンをつかみ、穴に通そうとしますが、あと少し!という所でボタンがするんと逃げてしまうことが多々あります。それでも諦めずにチャレンジする子どもたち。新入園児のHくんも、まんまるのボタンをアンパンマンに見立てて、「アンパンマン!こっちだよ!」と声をかけながら一生懸命穴に通そうと頑張っています。ようやくボタンを通せた時の喜びはひとしおで、真剣な表情からぱぁ〜!っと笑顔に変わるのが、なんとも言えない可愛さです。

自分で出来るって、嬉しいね!これからも一つずつ、出来ることを増やしていこうね。

 

新しいクラスになってまだ間もない頃。久しぶりに登園してきたKくんが、口をキュッと結び、ポロポロと涙を流していました。環境が変わって、不安でいっぱいだったのでしょう。保育者が遊びに誘っても、「や!や!」と首を振るばかり。

そんな時に、もう一人のKくんが、自分でブロックで組み立てて作った鉄砲を差し出し、「Kくんにプレゼント!一緒にあそぼう」と声をかけてくれました。それを聞いたKくんは、泣き顔から一変してたちまちニコニコの笑顔に…!すぐに二人で一緒に遊び始めました。

まるで魔法にかかったような、その気持ちの切り替わりに保育者はびっくり!すみれ組さんでもたくさん一緒に遊んできて、二人の間には強い絆ができていたんだな、友だちって素敵だな〜と思う保育者なのでした。

お友だちとの関わりが、これから更に広がっていくもも組さん。そんな姿をこれから側で見守っていけることが、とっても楽しみです。

 

4歳児 ばら

 4月25日、開所式に参加しました!ばら組さんはさくら組さんと一緒にYOASOBIのツバメを歌いました。ある日、お部屋で遊んでいたSちゃん。「ふんふんふ〜ん♪」と何だか楽しそうだったので耳を傾けてみるとツバメを鼻歌で歌っていたのです!そのうちSちゃんから周りのお友だちに広がり大合唱になっていましたよ!ツバメはとても難しい曲で歌うことに苦戦していた子ども達でしたが、何度も練習し大きな声で歌うことができるようになり、子ども達にとって好きな歌になりました。

開所式では風船バルーンも飛ばしましたよ!ラプンツェルの世界の様でとても綺麗でした。子ども達からは「またしたい!」「面白かった!」「めっちゃ綺麗だった!」という声や、2階から見て「掴みたい!」と言う声も聞かれました!とても貴重な体験に大喜びのばらさんでした!

ばら組さんになり、またひとつ大きくなったことが嬉しいようです!この頃は、「だってばらさんやし!」が毎日のように聞こえてきて、どこか自信に溢れている子どもたちです。もも組さんと一緒に出掛けたお散歩では、「優しくしてあげる!」「お世話してあげる!」「危ないよって教えてあげる!」などなど、年上児として張り切っていたばら組さん。この一年で、ばら組のみんなが成長していく姿を、近くで見られることがとっても楽しみです!子どもたちのがんばる姿を励ましながら、「やってみよう!」とする意欲を伸ばしていけるように、そして生き生きとした毎日が過ごせるように関わっていきたいなと思っています。一年間よろしくお願い致します。

5歳児 さくら

 4月25日は伏見台保育園Neoの開園式でした。練習の時に園長先生から風船を持たせてもらえる事を聞きニコニコのさくら組さん。「ふしみだいほいくえんネーオって言って風船離してね!ネーオやよ!」と保育者に教えてもらいみんなで練習をしましたよ。本番は少し暗い遊戯室にキラキラと光る風船とキラキラの子どもの笑顔、上がった風船がとっても素敵で子どもたちは「うわ〜すごい」「綺麗やね」といつまでも上を見上げていましたよ。ツバメの歌もダンスも可愛くてとっても素敵でした!

 

 さくら組になってドキドキな様子の子どもたち。緑のバッチをつけてもらうとお兄さん、お姉さんになった気分で誇らしそうでしたよ。入園式や誕生会、開園式では前に出て歌を披露する機会がありました。練習をたくさん頑張り迎えた当日。Kくんは「緊張するね。」「緊張するけど頑張るぞ!」と素敵なうたを披露してくれました。これからの一年が楽しみになった保育者です。